What if God was an insect? by Johanna Tagada Hoffbeck
2021年、本屋青旗で開催された展覧会「What if God was an insect? / もし神さまが虫だったら?」にあわせて刊行されたジョアンナ・タガダ・ホフベックの作品集。
英国を拠点とするアーティスト、ジョアンナ・タガダ・ホフベックはInOtherWordsから「Daily Practice」(2018)、ChoseCommuneから「Do Insects Play?」(2019)を刊行するなど、ペインティング、ドローイング、写真、彫刻など、様々な媒体を通して作品を発表してきました。日本では、展覧会「Take Care - きをつけて」(Nidi Gallery, 2018)や「From brown to pink, from pink to green」(READAN DEAT,2020)、雑誌「Journal du Thé - Contemporary Tea Culture」で記憶にあたらしい方も多いかもしれません。
作品集「What if God was an insect?」は、最新作のペインティングを中心に、アーティストが庭づくりを通して観察、考察した事柄から発展した作品を収録。今回、ジョアンナ・タガダ・ホフベックは、人間と人間以外の生物の関係性を問い直し、他者とともにあることを学ぶ場としての庭を描き出します。「もし神さまが虫だったら?」という問いは、アーティストからの「うつくしいとはなにか?」という問いであり、わたしたちが日々目にする景色の輪郭を捉えなおす試みでもあります。人間と虫/神様の視点を行き来するような構成・デザインはアートディレクター・グラフィックデザイナーの田中せり。ぜひご覧ください。
ー Size: B5 182 x 257 mm / ページ内変形 Pages: 24 Text: Japanese / English Limited edition of 500 copies
Artworks & Text by Johanna Tagada Hoffbeck Japanese translation by Minami Kanesawa Proof-read by Harnam Kaur Chana Designed by Seri Tanaka Printed by SHOEI inc.