イタリアのタイルブランド「ムティーナ(MUTINA)」は、「タイルはアートである」というビジョンのもと、デザイナーや建築家、イラストレーター、アーティストと協働し、タイルの世界に新たな風を吹き込んできた。自社ショールーム兼展示スペースであるミラノの「Casa Mutina」では、企業活動の一環として、現代アーティストの作品とタイルをコラボレートした展覧会を行い、現代美術への支援も積極的に行う。本「MUT Books」は、「Mutina for Art」と名付けられた展覧会プロジェクトに付随する書籍シリーズであり、全て同じ小ぶりなフォーマットとクロス製本のハードカバーで綴じられている。作品や展覧会風景に加え、キュレーターによるエッセイや考察、アーティストへのインタビューが収録されている。
The catalogue Ronan Bouroullec – The Sound of My Left Hand explores the first solo show in Italy of the French artist and designer, which took place at Casa Mutina Milano. It features images of the drawings and of the ceramic display realised for the occasion, paired with texts by artists and curators.